最新の関連シンポジウム情報

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 シンポジウム「ミナミハンドウイルカの生態」 

日時:2012年3月23日(金) 10:00〜17:00
 
 
場所:キャンパスプラザ京都(京都駅前)5F 第一講義室
 http://www.consortium.or.jp/category_list.php?frmCd=14-0-0-0-0
 
 
主催:シンポジウム「ミナミハンドウイルカの生態」実行委員会
   吉岡基(三重大学),森阪匡通(京都大学)
   船坂徳子(三重大学),笠貫ゆりあ(三重大学)
共催:日本生態学会近畿地区会
 
 
企画の趣旨:
 ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)はインド洋,西太平洋,オセアニ
アの暖海域に生息し,その多くは沿岸域に定住する傾向にある.日本では10年以
上もの長期にわたる本種を対象とした個体識別研究が3つの地域で行われている
ことに加え,最近の研究により,日本沿岸域に生息する複数の小さな新規個体群
が発見され,本種の多様な生息環境と個体群状態が明らかになりつつある.本シ
ンポジウムでは,これまで各地域の個体群を対象として個別に行われてきたミナ
ミハンドウイルカの研究成果を関係研究者や水族館関係者等が一堂に会すること
によって総括するとともに,各地域を横断的に見渡す遺伝学的研究,音響学的研
究,行動学的研究なども紹介することにより,本種の生態解明に向けたさらなる
取り組みの推進や新たな知見の収集につながるきっかけとしたい.また,本シン
ポジウムは一般市民にも広く公開し,身近に生息するミナミハンドウイルカの生
態を伝えることで,市民の環境・保全問題への関心を高めることにもつなげたい.
 
 
プログラム(予定):
 
 
1.開会挨拶,趣旨説明,ミナミハンドウイルカについての概要
 10:00〜10:20(吉岡基,三重大学)
 
 
2.各地のミナミハンドウイルカ−1
 10:20〜10:50 天草,大分(白木原美紀,東邦大学)
 10:50〜11:20 御蔵島(小木万布,御蔵島観光協会)
 11:20〜11:40 小笠原(交渉中)
 11:40〜12:00 鹿児島(交渉中)
 
 
(昼食休憩,ポスタービューイング)12:00〜13:00
 
 
3.各地のミナミハンドウイルカ−2
 13:00〜13:20 奄美大島(船坂徳子,三重大学)
 13:20〜13:30 能登島(森恭一,帝京科学大学)
 13:30〜13:40 鳥島(森阪匡通,京都大学)
 
 
4.ミナミハンドウイルカの生物特性−1
 13:40〜14:05 遺伝子解析(早野あづさ,京都大学)
 14:05〜14:20 音響(森阪匡通,京都大学)
 
 
5.ポスターセッション 14:20〜15:00
 
 
6.ミナミハンドウイルカの生物特性−2
 15:00〜15:15 食性(白木原美紀,東邦大学)
 15:15〜15:35 行動(酒井麻衣,東京大学) 
 15:35〜16:00 飼育(交渉中)
 
 
7.総合討論 16:00〜16:55
 
 
8.閉会挨拶16:55〜17:00(森阪匡通,京都大学)
 
 
(京都駅付近で懇親会)18:30〜20:30
 
 
各締め切り日:
 参加申込   3月16日(金)(当日参加可能)
 懇親会参加申込  3月16日(金)
 ポスター発表申込 2月29日(水)
 発表要旨   3月5日(月)
参加費用:
 シンポジウム  無料
 懇親会(予定) 一般4500円,学生3500円程度
 

 

 

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